このページでは様々な目の病気についての簡単な説明をします。
症例(6) 角膜感染症
角膜感染症とは?
角膜とはくろめに当たる部分(図1、2)でカメラのレンズに相当する部分です。角膜感染症とは細菌やウイルス(図3)、カビが角膜に感染した状態をいいます。
症状は?
目が痛む、白目が赤くなる、涙が出る、まぶたが腫れる、くろめが白く濁るなどがみられます。
原因は?
異物が目に入る、コンタクトレンズ装用で角膜が傷つく、植物によるつつき目などがあります。
治療は?
失明の危険性があるため、一刻も早い、抗菌剤や抗真菌剤、抗ウイルス剤の頻回点眼や、全身投与をする必要があります。
図1 眼球断面図
図2 角膜の断面図
図3 ウイルスであるヘルペスによる角膜炎